毎週末は結婚式のお仕事が多いのですが、先日は仲のいい友達が、旦那様の実家で結婚式を挙げるということで初めて地方での結婚式の仕事をしてきました。
式場は全国あちこちにあるゲストハウスでしたから、今流行のものがすべて揃っていて、どこもそんなに変わらないんだ、なんて思っていました。
でも、最後にとっても驚いたことがあったのです。
夜もすっかりふけて、お客様が皆さんお帰りになって、新郎新婦さんも普段のお洋服に戻って帰られるときのことです。
昼間は純白のドレスで下りた階段にパッと明かりが灯り、新郎新婦のお名前の横断幕が用意されていてスタッフ全員がずらりと並んで、
『本日はまことにおめでとうございました!ここからがまさに本当の第一歩です。どうぞお二人力を合わせて頑張ってください!』
と、拍手の中、お二人をお見送りされたのです。
プランナーさんや支配人だけでなく、シェフもアシスタントの人も、ホント全員でした。
式が終われば、早く帰りたいのが心情なのは私にもよくわかるだけに、ビックリしました。
なんだかゾクゾクっとしてしまいました。
もちろん二人も驚きと共に大感激していて、準備段階のいろんな苦労や、不満などもいっぺんに吹き飛んだと話していました。
私自身も心地よい疲れと感動を持って、新幹線で帰りました。