こころの広場
人生の慶び、悲しみの忘れ得ぬ思い出
2009年9月24日木曜日
岡山県 さんさるさま
恩師が亡くなったとの知らせから約1ヵ月後、学生時代の友人達と先生の研究室を訪ねました。
天井まであった本や書類は無くなって、すこし雰囲気が違って見えました。私たちはそれぞれ、当時のお決まりの場所に腰掛けて、先生の思い出話を始めました。ひとしきり話し、友人の一人が
「先生がいた時みたいだね。」
とつぶやいた時、みんなの視線が先生の机に向かいました。いつもそこから私たちの話に耳を傾けてくれていた先生が、本当にいるかのようでした。
葬儀には参列できなかった私たちですが、自分たちなりのお別れが出来たように思いました。
2009年9月5日土曜日
岡山県 ナカギリさま
初盆
父の初盆でした。
葬儀会社の女性の方がお花を持ってわざわざ来てくださってびっくりしました。
「お盆休みにすみません」
という私に
「私たちには盆休みはありませんから、お気になさらないで下さい。ちゃ~んと別の日にお休みをいただいてますから!」
ちょっと茶目っ気のある笑顔でそう言ってくださる彼女は、まだ30歳にならない若い方。
こちらまで自然と笑みがこぼれます。
父は彼女と直接は話していませんけれど(当たり前ですね!)
きっと、通夜の時から好ましく頼もしく眺めていたに違いありません。
父が繋いでくれたこのご縁に感謝しながら、手を合わせました。
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