施設のロビーに会場があったため、宿泊客、通行人の方々にも見られ、恥ずかしくもありましたが、バラの街ならではの行事で、大変良い思い出になりました。
その時植えたバラはシンボルツリーとして、一昨年新築した家のポストの脇に植え替えました。
先日のこと、子供達を庭で遊ばせていた時、少し目を離した隙に長男が玄関のポーチから転落してしまいました。とっさのことで手を差し伸べる事もできず、あわてて落ちた場所に駆け寄ったところ、なんとそのバラの上に長男が引っかかって止まっていました。バラは半分以上折れながらも、クッションになり長男を助けてくれたのです。
鉢植えの時使った土は両家の庭から持ってきたものでしたので、きっと両家のご先祖さまが長男を守ってくれたのだろう、と妻と話しました。
バラはその後、新しい芽が出てきて、今も家族を静かに見守ってくれています。