12人もいる孫の中で、一番わたしのことを可愛がってくれていました。その様子は、他の従姉妹や叔母たちも焼きもちを焼くほどでした。
祖母が他界したのは夏休みの1日目の早朝で、夏休みに入ったら直ぐに行こうと思っていた日に亡くなり、母が「学校もあるし病院に来なくていい」と言って行かせてもらえず、すごく残念で今も悔やまれます。
その葬儀の時不謹慎にも笑ってしまったのです。
子供の私にとって 葬儀は退屈で眠いものです。葬儀も終わりかけた頃、そろそろ足の痺れを何とかしないと、とスイッチONにした時、従弟が私にものすごく面白い顔をひつこく向けてきて、どうしても我慢できませんでした。
で、かなり笑ってしまい、で、ものすごく母に叱られました。
私にとって忘れられない葬儀になりました。他界してからも祖母は私のところに数回来てくれたりして、
「生きていた時も亡くなってからもY子ばかり~」
と叔母には今だに焼きもちを焼かれています。
(ペンネーム:Y子さま)
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