ガンで急逝した伯父の死を惜しみ、父が呟いた言葉です。
伯父は笑顔の似合う自分に厳しく人に優しい、誠実で
働き者な人でした。
とても苦しい闘病生活を送っていたであろうに、
兄弟姉妹には心配させまいと、ベッドの中から手紙を書いて
コピーしたものを送ってきました。
葬式の写真は慣例に従った黒縁取りの陰気なものではなく、
いつもの明るい笑顔のカラーで、俳優のようないいお顔
の写真を使っていたのが印象的でした。
バックミュージックは生前に趣味として活躍されていた
合唱のものでした。
介護者であった伯母やその娘はガリガリにやせ衰えていながらも、
伯母は葬儀の途中、精根尽き果てて倒れましたが
精進落としの際も気丈に参加され、
とくに 娘さんは終始笑顔を絶やさず、涙を見せることなく
参列者たちを気遣っておられたのが印象的でした。
(柳本さま)
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