2007年3月21日水曜日

大阪府 タカハシさま



祖母のお葬式でのエピソード。

父は一生懸命祖母の介護をしていました。何年間もの献身的な介護の上、祖母は90代半ばで大往生。
「子供として、できるだけの事をしてあげられた、それには満足してる」
と悲しみつつも強がっていた父だったが…いざ出棺の時になると、こらえきれずに棺にしがみついて大泣きしていた。

父の「男泣き」を見たのはこれが最初で最後。この姿を見て、私は
「この人の娘で良かった」とじ~んときて同じく大泣きしてしまった。

こんな優しい父を、私は今でも誇りに思っている。


(大阪府 : タカハシさま)

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